ここん

modern × traditional

古くから大切にされてきたものを活かし、
今の感覚でととのえなおす。
ここんは、現在の生活になじむキモノスタイルを提案します

ここんについて

「キモノはまったく興味がないわけではないけれど、自分で着れないし持っていないし、身近ではない存在・・・」
そんな風に思っている人が、若い人の間では大多数だと思います。

ここんは、キモノの柄や色、コーディネートなどをご紹介することで、少しでも若い人にキモノを身近に楽しんでいただければという思いで活動しています。着付けのご依頼や着付教室、各種ご相談も承ります。

Fukiko Tomikawa

design, teaching

Eri Nakanome

model, styling

Manami Nakayama

model, styling

波を扇状の形に描いた幾何学模様。
どこまでも繰り返し広がる
大海原の穏やかな波のように、
平穏な暮らしがいつまでも続くように
という願いを込めた縁起柄。

フォーマルこそ、自分らしく

きものの第一印象は、
衿もとで大きく決まります。

TPOに合わせて半衿を変えてみたり、
重ね衿を入れて華やかにしてみましょう。

訪問着でお出かけするなら・・・

結婚式のおよばれ

帯結びは、二重太鼓やのし太鼓など

▶訪問着のTPO表

結婚式へのおよばれに振袖は少し華やかすぎるかも…。そんな時に重宝するのが訪問着。上品で落ち着いた訪問着に袋帯をすれば、きちんと感たっぷり。出産後も七五三などで活躍します。

弓矢の矢羽を図案化した文様。
一方方向の柄なので、結婚する女性が
出戻ってこない(射た矢は戻らない)
という意味で縁起柄とされ、
広く使われるようになった。

大正〜昭和の女性たちの間で大流行した銘仙。
ハッと目を引くモダンな色柄が特徴。

季節感を気軽に、自由に楽しめるのが、細い帯締めに通して使う帯留。
お気に入りのブローチや箸置きなども、工夫次第で素敵な帯留に変身します。

銘仙でお出かけするなら・・・

谷根千さんぽ

JR山手線 日暮里駅より徒歩5分

▶谷根千の地図

モダンな色柄の銘仙は、現代のおしゃれさんの間でも大人気。
町娘風を装って谷根千の昔ながらの街をお散歩すると、まるでタイムスリップしたような気分を味わえます。

格子は建具の名称で、縦縞と横縞を
組み合わせたチェック柄のこと。
市松模様や弁慶格子などが有名。
歌舞伎の人気役者や題材から作られた
格子柄も多い。

単(裏地なし)仕立てでほぼ通年着られる
木綿きものは、ジーンズ感覚の日常着。

木綿きものの柄は、基本的に縞か格子柄。
配色のかわいい伊勢木綿や会津木綿なら、
浴衣感覚のお値段でお仕立てできます。

木綿でお出かけするなら・・・

骨董市めぐり

新井薬師、世田谷ボロ市など

▶都内の骨董市一覧

たくさん歩き回る骨董市には、ジーンズ感覚の木綿のきものがピッタリ。
アンティークの帯留や、半衿に使える古布など、骨董市にはきものをもっと楽しむためのヒントがたくさん隠れています。

福岡県・博多帯の定番柄。
男ものの浴衣帯にもよく使われている。
江戸時代、幕府に献上された事に由来。
密教の仏具(独鈷・華皿)を意匠化し、
2種類の縞と組み合わせた文様。

時には半巾帯ではなく夏の名古屋帯を締めて、
人とはちょっと違う大人の浴衣姿に。

暑い日の盛り、涼感を誘うような、
大人コーディネートに挑戦してみませんか?

透け感のある素材やガラスの帯留などで、
夏ならではのお洒落を楽しみましょう。

浴衣でお出かけするなら・・・

葛飾納涼花火大会

京成電鉄柴又駅より徒歩10分

▶全国の花火大会情報

葛飾の雨量花火大会は、寅さんゆかりの風情ある街並みと一緒に、ダイナミックな花火を間近で楽しめます。
花火大会以外にも、屋形舟やビアホールなど、 夏しかできないお出かけへ。

草花を意匠化した文様。
インドで紀元前から作られた後、
世界中に広く分布し、各地で今も
染められている人気の柄。
異国風の色柄が特徴的。

スーツを丁寧に選ぶように、
色や時模様にこだわって、自分だけの一枚を。

スーツ感覚で使える無地のきものは、
一枚持っておくと重宝します。

色無地でお出かけするなら・・・

パーティー、お茶席

お食事会や学校行事などでもOK

▶色無地のTPO表

きものが無地なので、帯を主役にコーディネートすることができます。
TPOに合わせて帯を選び、少しキラキラした帯留や髪飾りを合わせて、大人な華やかさを演出しましょう。

中国から渡来した菊の柄は、
秋の代表的な花として数多くの
菊文様が作られていった。
十六花弁の菊文が天皇家の紋章と
なったのは鎌倉時代から。

ワンピース感覚で幅広く使える小紋のきもの。

お正月はどんなきものを着てもOKな日。
せっかくなので、華やかな古典柄でおめでたい感じを演出して、親戚への挨拶まわりへ。

小紋でお出かけするなら・・・

根津神社へ初詣

▶都内のオススメ初詣情報

初詣にきもので行ってみませんか?
寒さ対策には、衿ぐりの深い洋服用のインナーを着て、足もとはトレンカの上に足袋。手袋とマフラーもすれば、初詣で長時間外にいても寒さ知らず。

古代ギリシアからシルクロード経由で
伝わってきた、草の文様。
生命力が強く途切れなく繁っていく
様子から、一族の繁栄や長寿を意味する
縁起柄として好まれた。

洋服でいうジャケット感覚のきもの用上着。
羽織った時の背中の丸みが女性的な印象。

梅唐草の羽織は、約70年前の祖母の羽織を
仕立て直したもの。

昔のきものもいろんな方法で
再生することができます。

羽織でお出かけするなら・・・

お花見

桜、藤、あじさい、朝顔、紅葉など

▶都内の花の歳時記

羽織が一枚あるだけで、暖かさがずいぶん変わります。満開の梅柄は、新春から梅の季節が終わるまでに着るのがベスト。
少しだけ先の季節を先取りするのが、きものの柄を生かすポイントです。

お知らせ

お知らせ

着付教室の開催日時や、着付ご依頼の詳細などをご案内しています。
ご興味がありましたら、お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。

着付け教室

初めて着付けを習う方向けに、2〜10人の少人数クラスでシンプルで着崩れしにくい着方をお教えしています。
カジュアルきものを自分で美しく着られるようになることを目的にしています。
お気軽にお問い合わせください。

●次回の着付け教室

aire amenoさん…2016年2月20日(土)13時〜(初心者さん向け・きものコーディネート術)

上記の内容で開催予定です。
お手持ちのきものでできるコーディネートとは?まずは手持ちのものを整理して、お好みのコーディネートを考えてみましょう。

 

●場所

aire amenoさん(京成本線 堀切菖蒲園駅より徒歩3分)

●料金(所要時間…約3時間)

きほんの着付 3,500円

※aire amenoさん以外での出張講座の場合は、別途交通費・出張費

●開催日

2〜3ヶ月に1,2回を目安に、土曜日に開催しています。(曜日は変更になる場合もあります)
日時はこのページで都度お知らせ致します。

初回講座の様子

着付のご依頼

お着付けを承ります。
日暮里で基本的にお着付け致しますが、出張でのお着付けもご相談いただけます。
こちらよりお問い合わせください。

●料金

浴衣 2,000円
着物×お太鼓(訪問着、留袖含む) 3,500円
着物×飾り結び(振袖など) 4,000円
  • ※別途交通費、出張費
  • ※所要時間…約30分(浴衣は15分)
  • ※髪のセットを終えてからお越しください
  • ※当日までに着付小物一式をご確認ください

お問い合わせ

着付けのご依頼や着付教室、コーディネートのご相談など、
お気軽にお問い合わせください。